世界中に増えているコワーキングスペース。いよいよ価格競争時代が始まっていく。
パリのコワーキングスペース「La Permanence」は、24時間対応で1時間あたり1ユーロ(約120円)という価格で提供されている。もちろん、WiFi完備、プリンター有り、コーヒーマシーン付き。打ち合わせができる会議室もある。カフェという最大のライバルにも価格競争で圧勝している。
ピーク時の14時〜18時は1,5ユーロ(約180円)に上がるがそれでも安い。月間使い放題でも80ユーロ(約9700円)である。
これから「いくつかのワークスペースを持っている」という人が、ますます多くなる。コワーキングスペースは、いわゆるニッチな場ではなくなっていき、それこそ図書館のように幅広い人たちが訪れる場になる。
それをどのようにデザインしていくか。重大な課題だ。1つ言えることは、単なる場を提供するのではなく、有益な経験を提供与えることができるかが重要になる。コワーキングスペース経営も過渡期を迎えている。
次世代ビジネス&働き方を一緒に生み出そう
オンラインサロン「Social Design Salon」