自動車メーカー・プジョーが、「フードトラック」を発表し、世界的に話題になっている。
Peugeot showcases chic Bistro du Lion food truck
プジョーは元々、製粉機の製造を行っていた会社だ。その後、自転車製造に参入するという歴史を持っている。つまり、ある意味でこの時代に投入すべくして投入してきた感もある。
これからの移動販売は、クルマに調理器具をのっけて走り回るという単純なものではない。心地よい顧客体験をデザインするターミナルであり、それは1つのブランドとして一貫性を保っていなければならない。
このフードトラックは、本当に飲食店のキッチンを丸ごと移動させるようであり、飲食スペースやDJブースまでも乗せて走る次世代トラックなのだ。
ミラノエキスポ2015にて展示されるようだが、その価格も気になるところ。
飲食店の入れ替わりの速さは驚くべきものがある。それだけ痛手を被っている人が多いということだが、今後の出店のステップ、出店形態は益々変化していきそうだ。「モバイル」は時代の思想なのである。
【参考】
・自転車カフェチェーンから移動する床屋さんまで!働き方を変える次世代移動販売ビジネス5選
【クエスチョン】
・これまでにない「移動販売システム」の製造・販売事業を考えてみよう!