先日、「農業情報のクラウド化による共有」について、ある方とお話して
いました。すると、タイムリーにもこんなニュースが流れました。
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同サービスは、「豊かな食の未来へ ICTで貢献」をコンセプトに、米・野菜
などの露地栽培、施設園芸、畜産に対し、経営・生産・販売といった農業
経営全般を包括的に支援するクラウドサービス。生産現場でのICT活用を
起点に、流通・地域・消費者をバリューチェーンで結ぶことを目的として
いる。
まず第1弾として、農業現場と食関連企業のマネジメントを支援する「農業
生産管理 SaaS」と、農業現場でのICT活用の促進や組織的マネジメントを
サポートするイノベーション支援サービスを提供する。これらにより、
農業生産者は生産プロセスの見える化や、各種データの利活用などによる
収益拡大につながるマネジメントが可能となる。
また、食品加工・卸・小売・外食などの食関連企業は契約生産者との
需給調整や品質管理のプロセスを確立するという。
加えて、全国数百から数千の仕入先契約生産者の生産計画・生産履歴・
収穫量・生育情報などのデータを一元管理し、生産段階からの状況を
把握可能にする。これにより、契約生産者への生産マネジメントを行い、
定時・定量・定品質・定価格での調達実現を支援する。
引用元: 富士通、農業経営効率化クラウド「Akisai」10月から提供 :
インターネットコムニュース : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
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農業におけるイノベーションは、今まで小規模事業者の中で個別に細々行われて
きていたという印象があります。しかし、このような大手が本格的に着手していく
という流れは、日本においても「農業イノベーションの進展」が加速して行く
象徴だろうと思います。
いろどりの映画が!タブレットPCも使いこなす
日本のソーシャル・ビジネスの中でも最優良事例の一つ「株式会社いろどり」。
70代、80代のおばあちゃん達が「葉っぱビジネス」を行い、年収1,000万円を
超える方も生み出しています。
また、人口の2倍もの視察者が訪れる地域活性化の優良事例としても世界的に
有名です。このいろどりをモデルにした映画が2012年9月から全国ロードショー
をされるようです。上記の動画が、予告編です。
いろどりは、農業のIT化という意味でも、画期的なシステムを取り入れていますが、
今やご年配者の方々がアンドロイドタブレットを使いこなし仕事をされています。
農業も「人に地球に優しい形でどんどんIT化していって欲しい」と思います。
それにしても、いろどりの映画楽しみですね。
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