現代はあらゆる意味で、文明的転換点にあります。
そこで、文明とはどのように滅びるか?について調べてみる
と、古代四大文明(エジプト文明、メソポタミア文明、
インダス文明 · 黄河文明)のうち三つが滅びた原因は、
農耕の発展や過剰な牧畜によって、森林の再生産が不可能に
なり、エネルギー資源が枯渇したからだということでした。
文明の進展に伴ってエネルギー源として無秩序に
森林を伐採し、食糧として過剰に増やされた牛や羊
などが樹木や草花の新芽を全て食べ尽くしたお陰で、
文明が衰退したと言うのです。
四大文明のうち黄河文明だけがなんとか生きながらえたよう、
ですが、それは「石炭」の発見と普及によってでした。
常にエネルギーの問題は、我々文明の大きな課題であり、
エネルギーの考え方によっては、人類それ自体を滅亡
にまで追い込んでしまうのです。
今こそ、再生可能エネルギー社会に向けて大きな舵を
切らなければなりません。