個人の価値観、集団の知性によって、あらゆるものが評価されていく。
周りの評価を恐れてもいい。なぜならうまく活かすこともできるからだ。ただ過度に恐れてはいけない。積み上げるべく信用をひたすらに積み上げることに集中する。それしか現実を変える道はない。
時代は変わる。空を漂う雲のように、評価というものはじわじわと、また強風が吹けば瞬間に変わっていく。
アンディ・ウォーホルは、「将来、誰もが十五分間は世界的な有名人になれるだろう」という言葉を残した。SNS時代は、まさにそういった時代である。
「いいね!」は大切だ。しかし、人気という名の青い鳥は、飛び立つのも素早い。
また、人間は、内側を向きがちだ。ただ自分がどうなのか?ということは、人は思っているよりはるかに気にしていない。それよりも自分に対して一体何をやってくれるのか?ということ。それが全てだ。
クリエイティビティを発揮する場所は様々ある。しかし、目の前の人がどんな声なき声を、叫びを隠し持っているのか?という無窮の問いの中を歩み抜き、そこに創造性を発揮した方が価値がある。
やるべきことを積み上げる。目の前の一人のために。その粘り強いチャレンジの連続の中にセレンディピティは訪れる。
信じている山をとにかく我慢強く、忍耐強く登り続けるのだ。その先にある、確かなるものを一心に目指しながら。