プラスチックごみは、地球の生態系に広く悪影響を与えています。
マレーシアの食料品店 テスコは、「The Unforgettable Bag」と銘打った新たなエコバックを提供し始めています。
マレーシアの人々は、年間平均で一人300のビニール袋を捨てており、これらの一部は、海にたどり着きます。
それらを魚やカメ、クジラなどの海の生物たちが誤飲・誤食してしまい、死んでしまうことさえあります。また、有害物質を付着したマイクロプラスチックとなって、人間に直接的な悪影響をもたらす事態も深刻さを増しています。
「The Unforgettable Bag」はただのマイバッグではありません。バーコードが埋め込まれており、顧客は買い物の際にそれをスキャンすることで、割引を受けることができます。
ただの顧客囲い込みのポイントカードよりも良質な手立てですね。
環境を守るための責任感から創造的なコンセプトが生み出される。その実行は、顧客へのメッセージとなり、企業のブランド力へと繋がっていきます。共存共栄の良質なプロジェクトが、広く世界に認知され実践されていくことを願います。