「ワーキングスペースをどう空間に設計するか?」
フリーランスやスタートアップ、中小企業や大企業問わず、「時間と場所にとらわれない働き方」が広がる中で、あらゆる”場”が問うべき課題の1つとなっている。
ニューヨーク発の「Spacious」は、レストランを日中コーワキングスペースに変貌させるスタートアップ。
雰囲気の良い飲食店が、無料Wi-Fi、コーヒーや紅茶のドリンク付きで、快適な仕事スペースとして利用できる。例えば、Daniel Boulard’s DBGB Kitchen & Barは、月会員は95ドル、1日利用は29ドル、時間単位の利用は、最初の1時間が無料でその後は1時間6ドルという価格設定で利用できる。
手間と収益性からランチをやっていない飲食店のほとんどは、1日のうち半分お店を利用していない。
であれば、コワーキングスペースへと切り替えることで、手間をそこまでかけなくとも空間の収益性を高められる。それを支援するのがSpaciousの役割だ。お店の認知を上げ、地域に喜んでもらうためのフロントエンドサービスともなる。
あらゆる場所がワーキングスペースとなる時代。これから飲食店は、空き時間のコワーキングスペース運営を選択肢の1つとして検討するようになるだろう。
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