忙しい昼夜なき社会において、365日24時間お店が開いているというメリットがどれだけ大きいか。コンビニの反映は世界の現在を象徴している。一方で、地域のお店は軒並み厳しい状況に追い込まれていった。
「goPuff」は、そんなコンビニ時代に拮抗しようとするサービス。365日24時間、地域のお店の商品を30分以内でデリバリーしてくれる。スマホから注文し、配達料金は一律1.95ドル、もし49ドル以上の買い物があった場合は無料だ。
地域のお店の商品を貯蔵する倉庫を抱え、注文があればそこから配達するという仕組み。売上げのためにお店を24時間運営しようとしても、そこにかかる人件費や光熱費から考えると割に合わない。それをgoPuffがひとまとめに効率的に請負うことで、コンビニに負けないサービスを提供しようというわけだ。
現在米国のフィラデルフィアやボストン、ニューヨーク、オースティン、デンバーなどでサービスを行っており、毎月25%ずつ収益が伸びているという。
テクノロジーとシェアの概念は、社会性を纏い、オールドエコノミーの大部分を代替したい!とひたすらに突き進んでいく。