社会にテクノロジーが普及するほどに人々は、アートを希求していきます。
ハワイのフォトグラファー『Christy Lee Rogers』は、水と光で表現をするアーティスト。暗い空間にある水に光を当て、人が沈み、衣類が舞う。世界観は高貴かつ幻想的であり、人の意識を惹きつけます。
バロック絵画の巨匠であるカラヴァッジョの作品とも比較される、新たな芸術性を世界に示しています。
美とは物の生命力であるとも言われますが、まさにその強い意思と生命力を感じる作品です。インスタ映えもしそうですが、長く置いていても、見ていても、疲れないというところも意識されているよう。
ロボットにはできない発想で、追求されていく人間の美の世界。
現代アートの世界は、新たな意味を創造する営みです。観る人々にインスピレーションを与え、発想を刺激します。
定型的で合理的な仕事は、AIやロボティックスに任せる。その中で、私たち人間が行っていく仕事のヒントは、こういったところにも散りばめられています。