プロジェクトごとに、メンバーを集めて仕事をする。それは、「ハリウッドモデル」と言われることがある。
こちらのニューヨークタイムズの記事には、それが未来の働き方であると記されている。
What Hollywood Can Teach Us About the Future of Work
映画は期間が決まったプロジェクト。監督、俳優、女優、メイクに衣装、美術などなどその分野の専門家が集まって仕事をする。こういったスタイルがあらゆる方面に広がっていく可能性は高い。
ライドシェアサービス・Lyftを利用し、ロサンゼルスでドライバーとして働く人の60%はクリエイティブ産業、つまりハリウッド関連産業で働いているという。ハリウッドモデルの普及は、パラレルに働く世界の到来を意味する。
世界最大のクラウドソーシングサービス・oDeskはこの5月、「Upwork」となってリニューアルした。俊敏なるコラボレーションを促進するメッセージツールやリアルタイムインタビュー機能、またモバイルアプリからの利用も可能になっている。
これらのインターフェイスやその進化の方向を見ていくと、私たちの働き方は、やはりハリウッドモデルに近づくいていくことが分かる。そして、瞬発的なオンライン上のコラボレーション、バーチャルコラボレーションから、ゼロイチで何か新しいプロジェクトが立ち上がる流れも増えていくのだろう。
それはあたかも、同じ志向を持つ人達が集まるFacebookグループから新たな事業が誕生していくようなものかもしれない。
この文明的な働き方の大変革は、もはや誰もが無視のできないところにまで来ている。
【参考】
・日本の働き方が変わった!「新しい働き方」に関する5つの実態【2015年保存版】
【クエスチョン】
・あなたが長年やりたいと思っていたことは何?今こそパラレルキャリアにチャレンジしてみよう!