書店だって動く時代だ。
フランスの「La LibrairieItinérante」は、タイヤのついた動く書店だ。夫婦が営む小さな本屋であり、長さは約5.4m、約2.6m、高さが4.1m。木で作られているので温もりも感じられる。
書店になかなかアクセスできない人たちに、紙の本を提供するために全国を駆け巡る。
部屋の壁は、所狭しと本が並べられている。
数人が入って、読書をしたり、読書会&ワークショップをすることも可能だ。
移動するので寝泊まりをする必要もある。よって、ロフトにはダブルベッド、簡易的なキッチンやトイレも付いている。
お客さんが来なければ、そこはすぐにモバイルオフィスに。そしてAirbnbに登録すれば、新たな宿泊先にだってなるのだろう。
ライターや編集者や一人出版社が、パラレルキャリアで旅行書店を経営する。そんな近未来もイメージできる。今は、新たな業種業態の創造期でもあるのだ。
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