スポーツ用品メーカー「Kalenji」が行う#EatYourRunというマーケティングプロモーションが興味深い。
ランニングシューズを購入すると、その箱の中にご覧のように、食事のメニューが書かれている。「どれだけ走るとどんな食事をプレゼントするか」が書いてある。
ランナーは、アプリで自身の走った距離を計る。
こういった計測は、普通にやっている人も多いが、それが直接「食事」という報酬につながるというわけだ。
今後は、IoTでわざわざスマホアプリを起動しなくとも、スニーカーに付けたICタグがデータを取得していくだろう。そうなれば、これまでのように何かと面倒だったポイントカードというカルチャーにも影響が及ぶ。
IoTの本丸の1つは顧客情報の取得である。プライバシーの問題はより注目を集めるようになる。そう考えれば、超高度情報化社会の顧客情報取得には大義がいる。
結局、この「報酬をどのように設計するか?」は、次世代のポイントの概念と関連し合い、サービス化するプロダクトデザインの全体像にも影響を与える。#EatYourRunプロジェクトは、はあらゆる企業にとって、注目に値する。
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