喜びと悲しみと楽しみと苦しみが同時に訪れることがある。時代の転換ポイントでは、そのような事態が起こりやすい。
ただ、どんなに鈍感になって歩みを進めようと試みても、心のひだからそれらの感情は容易に離れることはない。
対処に困るような感情が起きたなら、それを厭わず抱きしめよう。そしてそれをチャンスと捉えるのだ。
自身の利害のみに汲々として歩む人生からの脱皮。大いなるビジョンを描き、願い、祈り続ける忍耐力獲得のチャンスである。主体という枠を超えて、どこまでも他者、そして社会に対するの認知の枠組みへと拡大をしていくのだ。自分に近いところのフレームで事態を捉えようとする安易で本能的主体を超えていくのだ。
意味を捉えるフレームはいくつもある。次元は無数にある。どう意義を見出し、無意識でどこに喜びを感じているのか。自身のどこがエンジンとなっているかで、人生は無限に変化する。
エンジンの位置を的確に変え、馬力を大きくするチャンスが、複雑な感情の中にはある。何十年と続く、その克己と忍耐の果てに、人は求めていた場所にたどり着く。あらゆる複雑な事態は、そのプロセスを深化させるための機会である。
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