ニューヨークやサンフランシスコの地価の上がり方は大きなニュースとなるほどである。ということは、駐車チケットの料金も当然高い。サンフランシスコでは平均で400ドルにも上るという。 また、路上駐車等で取られる罰金は年間200億ドル(約2兆2,000億円)とも言われている。
「Spot Angels」は、そのコストをなくすアプリとして今注目されている。アプリ経由で安全に路上駐車できる場所を教えてくれ、そこに止めるように促してくれる。そして、ここからがすごいのだが、レッカー車などが到着し、違反を受ける20分前にアラートを発して教えてくれるのだ。
短時間の駐車では特に重宝をされるだろう。ただ路上駐車という意味では、当然法的な問題がある。規制側は今後、こういったアプリとの戦いになる。それはいずれ、人間同士ではなくお互いのAI同士での追いかけっこにさえなる可能性が高い。
そんな交通事情の限界が見えてくれば、当然「駐車」という概念なき世界を構築しようという動きも加速するはずだ。言わずと知れたライドシェア&自動運転社会である。世界は確実にこの方向に歩を速めている。
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