もはやあらゆるものが共有対象だ。それは目に見えるものだけではない。
オーストラリア発の通信版Uber「Velvet」は、自身が契約しているWiFiの通信データを共有し、収入を得ることができるサービスだ。現在、世界には12億を超えるWiFiデバイスがあり、通信の71%がこのWiFiで行われているという。
利用方法だが、まずはHotshotと呼ばれるデバイスを60ドルで購入する。その後自分は毎月どれくらい通信量を使っているかを確認し、共有するデータ量を設定。最大で10GBまでをシェアでき、1GBあたり3.36ドルの収入が得られる。
利用者が共有されたデータ容量を使いたい場合は、500MBあたり2.5ドル、1GBあたり5ドル支払うと言うモデルだ。
誰もが契約された通信量を毎月完璧に使い切ることはできない。定期的に契約を見直すのも面倒、繰り越しプランでも結局たまる一方であり、売れるなら売ってしまいたいと言うニーズは高いだろう。より細かくより安く、データ通信量が共有されゆく仕組みは、どの地域においても求められているに違いない
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