90歳以上の人口が200万人を突破し、全就業者に占める65歳以上の割合は11.9%にまで高まっている。これからもこの人口、割合は伸びるばかりだ。誰もが日常的にトレーニングをして、健康的な100年キャリアを目指す時代になった。
またデスクは、今や「作業」ではなく、最も付加価値の高い仕事が行われる場所になりつつある。しかし、一日中座ってばかりの仕事環境が、いかに体に悪く寿命を縮めるかの研究が広く行われ、実証されるようになった。結果、スタンディングデスクの認知は広がり、導入も加速している。
そして、さらにそれを強化するためのツールも登場してきている。「Pono Board 2.0」は、スタンディングデスクの負荷をよりかけることができるバランスボードだ。
木の板の4つ角にゴムボールがついているような構造で、気を散らすことなくボードが左右上下に小さく動き、身体の軸を強化できる。もちろんカロリー消費も大きくなる。
忙しい人類が志向する「ながらトレーニング」のニーズは高まり、一層このようなコンセプトは注目されるようになりそうだ。
ちなみに、Pono Board 2.0価格は185ドル(約2万円) 。スタンディングデスクを導入している人が、次に投資を考えるプロダクトの1つだろう。
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