デザインを単なるスタイルと捉えるか存在そのものと捉えるのか。そこに重大な差が生まれます。それは飲み物であったとしても。
「Bobii Frutii 」はシンガポールのタピオカドリンクメーカーです。通常のタピオカドリンクと違うところは、デザインそのものを売りにしていること。
各フレイバーを層になるように注いでいくため美麗なドリンクに仕上がります。手にしたら思わずSNSに投稿すること必須。そんな存在感を発しています。
人口香料や防腐剤などは入っておらず、健康的という点も売り。
タピオカドリンクは今世界的な広がりを見せていますが、インスタ映えするBobii Frutiiのドリンクは、イコールで即世界にアピールすることに繋がっています。
デザインは、スタイルでもなければ戦略でもない。存在そのものを定義するプロダクトの生命である。そんなことを印象付ける好例です。