移動販売がなぜ、再び脚光を浴びているのか。それは、顧客からの注文とそのお届けをよりシームレスにつなげられるからだ。
ニューヨーク発の「Uprooted Flower Truck」は、次世代ポータブルフラワーショップを開始するため、クラウドファンディングサイトKickstarterで1万5,000ドルほどの資金を調達をした。
花屋を行うには、まず店舗への初期投資が大きくのしかかる。また、扱うものが生ものであるため、日々廃棄との壮絶な格闘がある。しかし、それを”移動販売”というコンセプトで回避するのだ。
初期投資が抑えられることはもちろん、移動しながら販売するため、顧客のいる場所に向かうことが可能。
更に、基本花束は3つの大きさに絞ることで、廃棄コストを削減。価格は20ドル〜50ドルの幅である。
また、ソーシャルメディア、つまりInstagramやTwitterで、毎日花のメニューを発信、現在いる場所までも提示していく。
花を積んだトラックでの販売は、これまでもあった。しかし、それはただ、「花屋が移動する」だけだった。しかし、メニューの最適化、価格の手頃さ、注文の手軽さ、手元に届くまでのスムーズさというところに、移動販売の進化のポイントがある。次世代移動販売は、21世紀の進化した店舗販売モデルなのである。
【参考】
・自転車カフェチェーンから移動する床屋さんまで!働き方を変える次世代移動販売ビジネス5選
【クエスチョン】
・「次世代移動販売」をキーワードに、どんな分野、どのような移動販売モデルであれば、立ち上がるか?うまくいくか?皆で話し合ってみよう!