時代のシフトを誰もが肌身で感じるようになってきている。
「このまま進んでも…なんというか先が見えている。」そんな感覚を持つ人たちが増えている。
人生や仕事の「縮小均衡」を危惧する人たちも多い。しかし、誰もが幸せを求め、人生の「拡大均衡」を願っている。
では、これからより良い人生を歩む秘訣はどこにあるのか?それは、人のハッピーを自分のハッピーのように喜べる人だ。そういった人は、人間関係が拡大し、人生も仕事もより良く拡大していく。
一方、人の幸せを妬んだりして、自分の幸せと考えられないようであれば、今後はこれまでより速いスピードで、 人生は縮小均衡していくことだろう。21世紀とはそういう時代なのだ。
これは、単なる価値観の問題なのか?そうも捉えられるかもしれないが、これはもはや人間の生体の問題でもある。人の幸せを見て、自分の脳内の幸福物質が大量に放出されるのか、それとも、不快を感じさせる物質が出てしまうのか…。これは深刻な問題だ。
私たちは、今大いなる歴史的過渡期に来ている。テクノロジーに覆い隠されているので分かりにくいが、文化人類学的にも生物学的にも、人類は進化し始めたと捉える方が、現代をより正確に捉えられると思っている。
22世紀の人類は、現代をどう評するだろうか。テクノロジーより、もう1つ2つレイヤーを上げて考え、それぞれのレイヤーの関係性を見つめる中で始めて現代のパラダイムシフトの本質が垣間見える。
いずれにせよ、シンプルに課題となっていることは、「人の幸せを自分の幸せと同じように感じることができるか」ということだ。この1点が今、大いなる分岐ポイントとなっている。
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