Restaurant Offers Futuristic Dining Experience With Fully Robotic Staff
すごいことになってきました。ついに、調理から接客まで、全てをロボットが
やるレストランが中国・ハルビンに登場しました。
店内にいるロボットは18体。Haohai Robot Company(ハオハイ・ロボット会社)
が開発したこのロボットの総コストは約80万ドル(約6400万円)とのことです。
動作感知装置が搭載され、10種類の表情ができ、中国語で簡単な会話もできます。
客が店にやってくると、ロボットが「いらっしゃいませ、ロボットレストラン
へようこそ」とお出迎えしてくれ、空いている席へ案内してくれます。
厨房ではお客さんの注文により、「餃子ロボット」「麺ゆでロボット」といった
各「担当者」が調理を受け持ち、料理が完成すると、待機していた別のロボット
が厨房から客席へ運んでいきます!
ものすごいですね。実際の光景を見てみたいです。
もう少し、ロボットのデザインがかっこいいといいと思いますが(笑)
きっと、デザインの問題も加速的に解決していくことでしょう。
ロボットの進化は、社会貢献競争のキーファクター
photo credit: DChai21 via photo pin cc
現代の経済成長というのは、「効率性」という視点から捉えられています。
よって情報革命やロボット革命がどんどん進むにつれて、「効率性を追求する
経営」は、もちろん加速していくでしょう。
しかし、これを突き詰めていくと結局は「雇用を無くして、経済成長させる」
というところに行き着くのです。これが、現在の経済成長議論に限界を生み出す
1つの原因です。「生産性の向上のみ」を考えれば、当然の帰着点かと思います。
つまるところ、技術革新による経済成長が向かう所は「労働なき、消費社会」
ということになります。しかし、よく考えてみれば分かりますが、労働がなければ、
給料はありません。給料がなければ、消費そのものができないのです。
消費がなければ、会社の売上、存続は…?となるわけです。
しかし逆にいうと、これによって現代の「経済競争」という時代は終焉を迎える
と思います。このようなロボットの進化は「社会貢献競争」という時代へ シフト
させる重要なファクターだと考えています。