多数のデザイナー、クリエイター、メイカーが登録されている家具の製造・販売のプラットフォーム「Opendesk」が、この度ロンドンで「Opendesk Express」というサービスを発表した。
元々、CNCなどのデジタル工作機器を使える地元の工房が製造した家具を提供していたが、それをより明確にパッケージングして、まずはロンドンでスタートする。
【参考】
・“企業”の競合はもはや”個人”。スタイリッシュな家具のオープンプラットフォーム「OpenDesk」
通常、職人がゼロからカッティングして組み立てるようなオフィス家具は、注文から届くまでに約8週間〜12週間ほどかかる。それをOpendesk Expressでは14日間という短期間で届ける。
それぞれのニーズ、予算をヒアリングして、それに合わせたインテリアを提案。現時点ではデスクが中心のようだ。
今後プラットフォームは、ある領域に特化したサービスを導入し、進化していく。明確に市場があるところに入り込み、より速くより安くプロダクトを届けることを使命とする。
Opendesk Expressは、今後世界へと展開していくようだ。日本にはまだ工房が1件ほどしか登録されていないようだが、地域経済の発展に寄与するモデルとして、広く認知され利用されていくかどうかに注目したいところだ。
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