企業のための人ではなく、人のための企業へ。オープンの思想は、益々”個人”に力を与えようとしている。
「Paysa」は、企業ごと、地域ごとの会社の給与の詳細データをグラフで分かりやすく教えてくれるサイトだ。
多くの個人データ(ビッグデータ)を元にして、ベースの給与、ボーナス、株式による収入等、細かくその割合も分かるようになっている。また、その金額が、他社と比べてどうなのかという点も一目瞭然で確認することが可能だ。
これによって働き手の会社に対する評価軸が、より緻密になるだろう。労働組合にも力を与えるはずだ。
また、どのようなスキルセットを揃え、どんな学びを重ねていけば、どういった市場価値を得ていけるのか。そんなところまでアドバイスできるようになり、それに基づいたオンライン学習の機会まで提供していく可能性がある。
「自分の市場価値を計る」というマーケティングに飽き飽きしている人々が、次に求めるサービスがこの方向性の中にあるのだろう。キャリアと人生を考えるにあたって必要なサービスが、生まれるべくして生まれてきている。
オンラインサロンでもっと深い情報と交流、コラボレーションを。
「Social Design Salon」