あっという間に1億円突破だ。Kickstarterに掲載された「Taga 2.0 」は、新たなベビーカー&子供乗せ三輪自転車だ。
ベビーカーのような安全性を保ちながらも、自転車のような機動性を持つ。大きな特徴は、子供を前に乗せること。これまで基本とされてきた子供を乗せる3人用の電動自転車は、危なくて仕方がない。前に一人、後ろに一人。重くて安定性もない。
実際に、子供が乗った重い自転車が倒れたところを、懸命に助けたことがある人もいるだろう。しかし、このように3輪で前に子供を乗せれば、その安定感は抜群だ。
ペットだって乗せられるし、大きめの買い物袋や荷物もなんなく載せられる。
オプションも多彩だ。自由自在にバージョンを変換させることもできる。チャイルドシートやクッション、電動キットや水鉄砲まで付けることができる。水鉄砲は子供達が、楽しく自転車に乗れることを目的としている。
基本のキットは、Kickstarterにて599ドルで購入できたが、このプランはあっという間に売り切れてしまった。今であれば649ドルから購入が可能だ。
次世代三輪自転車などを考える時、つい自動運転やIoTという角度からの話題となる。いずれそうなるとしても、現時点でデザインによるイノベーションの可能性はないか?をゼロベースで考える必要がある。いや、ゼロベースからの発明でなくても、今回のようにベビーカーと子供を載せる自転車の”組み合わせ”という発想からからでいい。
デザインによって、より安全性と機能性を高められないか?という問いを今だからこそ、問い直してみることが必要だ。その次にくるのが、クラウド&AI&IoTである。
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