拡大するチャットボットサービスは、ちょっとしたカスタマーサポートに対応するだけではない。あらゆる領域に進出し、”情報提供”をコアバリューとするあらゆる産業に形態の変更を迫る。
「DoNotPay」は、”世界初のチャットボット弁護士”と題され提供されているチャットボットサービス。ログインして例えば「不当な駐車違反」について相談すると、いくつかの質問に答える中で、その対応法を回答してくれる。
実際に指示された対応をしていくと、ロンドンとニューヨークにおいて25万件中約3分の2となる16万件の罰金が払い戻されたという。
Chatbot lawyer overturns 160,000 parking tickets in London and New York
その他にも飛行機の遅延や車のスピード違反へとサービスは広げられ、今後は更にそのサポート領域を広げていく予定。いよいよ弁護士が行ってきた仕事の多くは、AIが行う時代になろうとしている。「知識を提供することを仕事とする業界」の価値創造の構造が変わっていく。
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