世界を席巻しているモバイルカフェ「WheelysCafe」が、新たな一手を放った。
【参考】
・新たな働き方提案してくれる「バイクカフェ」が世界一のコーヒーチェーン店になる日
・自転車カフェチェーンから移動する床屋さんまで!働き方を変える次世代移動販売ビジネス5選
今回はバイクではない。太陽光発電で動く「Wheelys 247」は、50平方フィート(約46㎡)ほどの広さを持った自動で動き回る小売店だ。
アプリをダウンロードし、「ORDER STORE」ボタンを押して、近くのお店を呼び出す。
ご覧のようにお店の中はシンプルかつスタイリッシュ。運転するスタッフ、店舗運営するスタッフはおらず、ただ整然と商品が並ぶ。
お店購入したい商品が見つかったら、アプリを開いて商品バーコードをスキャン。クレジットカードで支払う。これからはトークンで支払うといったこともできるようになっていくのだろう。
元々WheelysCafeは、中央集権型のフランチャイズシステムへのカウンタープロジェクトでもあったわけだが、今回のWheelys 247にも地域のお店の食材、料理等を並べることができる。
商品を購入するために並んだり、財布を取り出したりする必要はないわけだが、最も大きな可能性は、「店を呼び出す」という機能が自動運転時代にどういう意味を持つのか?ということだろう。具体的には、既存のコンビニを代替する可能性が見えてくるのかどうか、ということだ。法的な問題はありつつも、自動運転社会では、新たな次元の瞬間的な需要と供給のマッチング競争が始まる。
お店が呼び出され、商品が購入されていくイメージは、是非こちらの動画からご確認いただきたい。
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