環境に優しく小回りのきく自転車の価値が、世界的に見直されている。
デザイナーTamás Túri氏がデザインした二人乗り自転車「REVO」は、人間工学に基づいて作られたプロダクト。後ろに座る人がペダルをこぎ、ハンドルの舵も取る。前に座る人もハンドルを握れるため安定性は増す。
2つの木の部品を3Dプリントされた金属素材の部品で組み付ける構造。
座椅子は縦長でベンチのようになっており、タイヤの大きさは前が24インチ、後ろが26インチと異なっている。一人乗りをしていても自然だ。
自転車活用の効用が再認識され、世界中を旅する人たちが増える中で、バイクシェアも活況だ。貸し出していく自転車も通り一辺倒なものだけではなくなり、多様化していくことだろう。このような二人乗りの安全な自転車を活用したいというニーズもあるに違いない。さらに電動二人乗り自転車にすることで、より快適性は増すかもしれない。
多様な彩りを見せる世界で、自転車に関連したプロダクトコンセプトも百花繚乱に花開いている。
次世代ビジネス&働き方を一緒に生み出そう
オンラインサロン「Social Design Salon」