日々の仕事の創造性と生産性は、仕事場の環境に影響を受ける。PCにデスク、ペンにノート、そして椅子。使う道具は、そのままその仕事の質を左右する。私たちは日々、その環境のアップデートを試行錯誤する時代となった。
椅子デザインブランド「Varier」が開発した「Gravity Balans Chair」は、ハンモックのように柔軟に揺れる人間工学に基づいて作られた椅子だ。
ご覧のように4つの体制を実現できる椅子である。
通常のような椅子の使い方はもちろん、
リラックスして本などを読みやすい角度に設定することもできる。
最大の特徴は、仰向けになって仮眠をすることができる点だ。生産性アップのために、仮眠ルームができるオフィスも出てきているが、このような椅子があればそれも必要ないかもしれない。
もちろんこの椅子があると、効率的にたった一箇所にい続けられるようになるため、運動不足が心配になる。しかし、その問題はある程度スタンディングデスクで解決することができるだろう。
価格は1995ユーロ(約26万円)とそれなりにする。しかし日々、創造性と生産性を追求していく仕事人にとって、魅力的に映る椅子ではないだろうか。
Photosouce : Pinterest
次世代ビジネス&働き方を一緒に生み出そう
オンラインサロン「Social Design Salon」