コーヒーを1杯飲むにあたって、たくさんのコーヒかすが出ます。コーヒー豆はその80%が捨てられてしまうのです。よって最近では、コーヒーかすを消臭剤や肥料に活用したり、それを材料にしたカップなども作られるようになっています。
しかし、風味高いコーヒーですから、豆そのものを味わう方法があっても良いのではないでしょうか。
ご紹介する「Coffee Pixels」は、コーヒー豆を使ったバー。チョコレートも使われており、一見どこにでもある板チョコに見えますが、材料には多くのコーヒー豆が使われています。
高い栄養素がゆっくり吸収される食品で、カフェイン切れによる不快感「カフェインクラッシュ」も起こりません。また繊維やポリフェノールも多く含まれていて健康的。ワークスペースにも合うデザインですね。
価格は4枚7.2ユーロ(約980円)、種類はドライフルーツとチョコレートが入った「CASCARA」とミルクとチョコレート、ナッツが入った「Milk」の2種類です。
コーヒー豆は、生産者に利益が渡る倫理的なルートで調達。コーヒーは飲むという選択肢だけでなく、食べるものというイメージも生まれてくるかもしれません。
「飲み物を食べ物にする」またその逆の「食べ物を飲み物にする」というアイデアは、私たちに新たなインスピレーションを与えてくれます。