食事の際の良質なコミュニケーションで、人生の豊かさはアップします。一方で、日本における孤食人口は増えるばかりです。
Joshua Han氏がデザインした「Teledining Table」は、遠方の人とコミュニケーションを取りながら食事をすることができるテーブル。
洗練されたデザインのテーブルの奥にカメラが付いており、リアルタイムで映像を配信。また受信した映像は、プロジェクターのように壁に映し出されます。
個人でも様々なツールを駆使すれば、同じような環境を作れるでしょうが、専用のとパッケージとして提供されている点が重要です。細かく面倒なセッティング作業なしに、このかっこいいテーブルを壁際に置くだけで導入できるメリットは小さくありません。
これは遠方に離れている家族や友人との食事の際に利用されるだけではなく、所属するコミュニティ内にいる人との遠隔ランチミーティング、遠隔ディナーなどにも活用できるのでしょう。また、オンライン上では繋がっているけれど、話したことはない人との新しい出会いを作るためにも良いかもしれません。
このテーブルを軸にした、食事の価値を高める様々なサービスを構想できそうです。コミュニケーションの可能性を引き出すサービスには、まだまだ巨大なチャンスが存在します。