物はもう買わない。しかし作品は買う。そんな時代だ。
私たちは、開発するプロダクト、サービスを商品ではなく、一つの作品として仕上げなければならない。よって、私たちは日々、感性を磨き続けなければならない。では、どうそれを磨き深めるのか。1つの方法が、アートのサブスクリプションサービスを活用することかもしれない。
「Meum」は、月額28ドル(約3000円)で、自宅を個人博物館にできるサブスクリプションサービスだ。
短いアンケートに答え、自身の好みを伝える。すると世界中の新進気鋭の若手アーティストの作品(絵画、イラストレーション、写真等)の中から、好みにあうものをレコメンドしてくれる。その中から1つチョイスをすると、その作品がフレームに入って届くという仕組みとなっている。
作品はインスピレーションをもたらしてくれる。インスピレーションは、現代の重要な価値だ。
作品の変更は年に4回まで。都度送料はかからない。デジタル画面に投影されるアートのサブスクリプションサービスもいいが、物の質感を備えた作品の情報は質、量ともにそれとはちょっと違う。物は、情報を経験に変えることができるからだ。
アーティストを支援でき、21世紀の芸術・文化の時代を後押しするという意味合いも含まれているサービスである。
via:Meum
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