格安スマホの潮流は、2015年、益々巨大化していく。それはいいのだが、その次のトレンドは、一体なんなのか?
そのヒントが、グーグルの「Project Ara」にあるかもしれない。
いよいよβ版がリリースされようとしているが、一言で行ってしまえば、スマホをモジュール化し、カメラやバッテリー、液晶などなど様々なパーツを自分で組み合わせて利用していくというものだ。
皆が同じようなスマホを持ち歩くのではなく、その人にあったスマホをより柔軟にデバイスごとカスタマイズし、利用できるようになる。
当然、壊れたところがあれば、パーツとして簡単に取り替えることができるため、環境にも優しい。更に興味深いのは、グーグルのRoshni Srinivasan氏が予測するスマホパーツの共有経済圏の出現だ。
Google’s Ara smartphones could make a new market for the sharing economy
まるで、プロ野球カードを交換するように、欲しいものをもらったり、いらないものをあげたりするパーツ交換のマーケットが出現する可能性があるというわけだ。もちろん、交換や贈与もあるだろうが、新たなパーツを開発し、販売するという市場も生まれてくるだろう。
格安スマホの次のトレンドは、モジュール型スマホの台頭なのかもしれない。
出来立てほやほやのこちらの動画を是非、一度確認して欲しい。