タクシー配車及びライドシェアサービスを主に提供するUberとスマートスーツケース・Bluesmartが提携を発表した。
「Bluesmart」は、スマホ経由で、スーツケースのロックを解除できたり、位置情報の追跡が可能。また、PCなどの各種デバイスを充電する機能を持つ。クラウドファンディングサイトindiegogoでは、2億円を超える資金を調達したことでも知られる。
空港でスーツケースを簡単に見つけられるというようなところを超えて、空港のスタッフが、Uberのドライバーにスーツケースを渡すという連携が可能になったり、BluesmartがUberを利用してスーツケースを運ぶか?と聞いてきたりする。
先日、荷物のない旅を実現するためのサービスpacknadaのご紹介をした。自身の衣類を預け、使用後のクリーニング、補完、指定場所への配送までを行ってくれるサービスだが、こういった領域にも、Uberは進出してきそうである。
【参考】
・出張もリモートワークの旅も!荷物のない快適な旅を実現しよう!
Uberはここで、コンシェルジュという言葉を使っているが、モノのインターネット時代を個別に最適化するためのサービスを提供していくのであろう。
コンシェルジュとは:ホテルの職域の一つで、宿泊客の様々な相談や要望に応える「よろず承り係」。航空券や観劇のチケットを手配したり、道案内やレストランの紹介をしたりするのはもちろん、時には人探しや物探しなどあらゆる要望を承り、「究極のパーソナルサービス」と言われる。
引用元: コンシェルジュ(こんしぇるじゅ)とは – コトバンク.
モノのインターネットと言われる領域は益々拡大するが、その名の通り、常にそこには”物理的なモノ”の介在がある。分かりやすい例で言えば、iPhoneを電車で失くした場合。これまで、それをわざわざ駅まで取りにいくという作業が必要だったわけだが、JRとUberが提携をして、それを持ち主のところまで返すというサービスだって登場するかもしれない。
Uberはモノのインターネット時代の潤滑油として機能するところまでも視野に入れている。
【クエスチョン】
・モノのインターネット時代に絶対に必要だと思われるアイデアを書き出して、その有用性を皆で話し合ってみよう!