出張の際、荷物はできる限り軽くしたい。
「それでも、なんでこんなに荷物は増えるのだろう…」
その謎かけの答えはいつもシンプル。…衣類だ!
必要最小限、最小限と思っても、なんだかんだのかさばり加減は絶大だ。ましてや、中長期的な出張であればなおさら…。
そんな問題を解決しようとサービス提供するのが、シンガポール発のサービス「packnada」
シャツや靴下、パンツにジャケット、靴など自身の20に及ぶ衣類をpacknadaに預ければ、使用後のクリーニング、都度の配送、補完までを行ってくれるのだ。
配送というのは、宿泊施設を点々とする場合、指定するホテル等に、衣類を都度届けてくれることを意味する。
気になる価格はというと、1回の旅行で99ドル。ホテルのランドリーサービス、3ヶ月の衣類の補完、荷物移動を考えると、通常は255ドル以上の料金がかかるという。それを半分以下の値段で実現するというわけだ。
現在はシンガポールだけでサービス展開されているが、これから、広く支持されるサービスだろうと思う。なぜなら、リモートワーカーによるニーズがより拡大するからだ。
これまで企業誘致競争は、各国、各地域ごとに行われてきたわけだが、これからはそれに加え「リモートワーカー誘致」へと広がっていく。「2020年には、世界の労働人口の50%がリモートワーカーになる」という予測を誰もが真剣に考えなければならない時期に入った。
【参考】
・「リモートワーカー誘致」という新たな国際競争が始まった
・リモートワーカ一の仕事を一目瞭然で確認、企業とのマッチングを加速させる
いずれにせよ、これからも注目しておきたいサービスだ。
【クエスチョン】
・移動をよりシンプルに、手軽にするためのこれまでにないサービスを考えてみよう!