目的や責任、意味という重さへの欲求が強まっていく。AR、VRでは、その重さは求められない。
仕事や日々の生活において、私たちはたくさんのリアルポケモンGo!を経験している。何をゲットしようとしているはそれぞれだが、仕事においても生活においても、人はその根底において幸せを求め動いていることには変わらない。
世界は、経験が貨幣となることを、うすうす感じ始めているが、それはARやVRの経験であるかというとちょっと違うだろう。
その経験が、人生の意味に絡む全人格的な経験なのか、それとも人生の意味に紐づかない仮想の経験なのか。そこによって、この通貨の価値は全く違ったものとなる。
貨幣を制するものが、ビジネスを制する時代があった。今は情報、データを制したものが、ビジネスを制する時代となっている。しかし、これからは、経験を制したものが、経済までも制するようになる。その経験の定義と質の追求こそが、これからの事業の中心課題の1つとなるということだ。
追随してくるであろう、ドラクエGo!(仮)やFFGo!(仮)の先にあるものは、そういった世界であることを、私たちは見つめていかなければならない。
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