決済まわりのイノベーションはまだまだ続きます。
オランダのスーパーマーケットチェーン店 Albert Heijnが「Tap to Go」という新しい決済システムをリリースしました。
棚のラベルにNFCが搭載、支払い用のカードをタッチすれば、決済が完了します。
過去注目されたAmazonGoは、入り口で一回だけスマホアプリを開いてバーコードをかざして入店。あとは商品を棚から取ってゲートを出れば決済が終わるという驚くべきシステムでした。
しかしこれにはたくさんのカメラやセンサーを店に設置しなければならず、また誤差が完全になくなるかどうかも不透明です。一回手にとった商品を戻した時、それがちゃんと戻したという認識がされなければ、購入したということで決済がされてしまうという問題もあります。
また、ローソンの自動決済&袋詰めの自動化もありますが、難点は結局レジを通過しなければならないこと。
スマホによるバーコード決済もありますが、やはり一つ一つの商品を自分で読み取らせるという作業が手間ですね。
今回ご紹介したAlbert Heijnの棚の商品ラベルにカードをタッチし決済していくという仕組みは、誰もが普段から慣れた行動であり確かに便利そうです。
店舗の規模や投資可能な金額、またテクノロジーの進化とともにこの領域もあるわけですが、どのようなUXが人々に浸透するのか注目したいトレンドです。
via:web
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