ベンチがメリーゴーランドのようにまわる「ベンチゴーランド」は、未来のベンチに思いを馳せさせてくれた。では、未来の公共の水飲み場は?
最近、公共のミニ噴水で水を飲んだのは、いつだろうか?水=購入するもの、という意識は、いつの間にか私たちの生活に定着してしまった。暑い日も続いており、これからまたペットボトルを買う頻度があがってくる。
しかし、もし公共の水飲み場が、より清潔なイメージで、市民に水を提供してくれたなら?ペットボトルを水筒にした無料の水文化が広がるかもしれない。
「Woosh」は、そんな未来の水飲み場を提案している。ボトルを置いて、ボタンを押せば、健康的で美味しい水が注がれるという仕組み。
駅や公園、公共施設や公道などに設置されているイメージだ。もちろん、これまでの口を近づけて飲む水から比べれば、その価格は高くなる。価格は、ボトル1本あたり50セント程度になるという。しかし、コンビニなどで買うペットボトルよりは安い。
さて、先日「GiveMeTap」という水のワンフォーワンモデルをご紹介した。18ドル〜20ドルのボトルを購入すると、5年間アフリカに住む人に清潔な水が提供され、かつ、この取り組みに賛同するカフェ等の飲食店から、ボトルの所有者は、無料の水を汲むことができるのだ。
【参考】
・水のワンフォーワンモデル。コンビニで水を購入する時代から、カフェで無料の水をボトルに汲む時代へ
水という人間にとってなくてはならないものが、未来の社会においてどのように提供されていくべきか?今、それをリデザインするための重要な時に来ている。
【クエスチョン】
・21世紀、水は社会において、どのように提供されていくべきものか?皆で話し合ってみよう!