場を三次元空間としてリフレームすることで、これまでにない面白いコンセプトが生まれてくる。
例えば、屋内テント「Room in Room」は、「まさにこういうものが欲しかった!」と世界から絶賛を浴びた。
【参考】
・光熱費を大幅に削減しながら冬を温かく過ごすための「屋内テント」という発想
さて、その三次元空間に情報をまとわせることで、更に斬新なコンセプトが生まれてくる時代、それが現代だ。「iNyx」は、ホームシアターシステム搭載のベッド。
音響システムにプロジェクター、そして映像を映し出す大画面が、ベッドを覆うように滑らかにデザインされている。
映画はもちろん、インターネットやゲームをすることもできる。眠るときには、LEDライトを光らせ、満点の星空を出現させることも可能。
ベッドが、”眠る場所”という概念を超え、リビングルームのような役割を備える。ちなみに気になる価格は、約18万5,000円。この価格でも欲しい!という人は、少なくないのではないか。それほどまでに、リラックスタイムの充実を想起させてくれる。
このプロダクトは単なる機能の拡張という話題を振っているのではない。ベッドの概念的な進化を促している。21世紀の寝室、ベッドとはどういうものになるのか。そんな遠大な問いかけの中に、大いなるチャンスが眠っている。
次世代ビジネス&働き方を一緒に生み出そう。
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