以前、スコットランドの泊まれる本屋「The Open Book」を紹介した。Airbnbを経由して泊まれ、書店員としての経験も積むことができる点が売りだ。
【参考】
・本屋のビジネスモデルイノベーション。書店は宿泊施設も提供するようになる
今回ご紹介するのは、アムステルダムのサイエンスパークに作られたアーティストの作品に、夜は泊まれる「Amsterdam’s Urban Campsite」という企画だ。
興味深いオブジェクトが並び、人生にたった一度きりと呼べそうな宿泊体験ができそうだ。
13箇所、宿泊できる空間があり、Airbnb経由で予約をする仕組みとなっている。
スウェーデンが、国を丸ごとAirbnbに登録したと話題を読び、日本では旅館業界の泊食分離が話題になっているが、各国が時代に合わせた法の再整備の中で、多様な宿泊のカタチがまだまだ生まれてきそうだ。
水族館に宿泊できる企画も以前取り上げたが、博物館や美術館、文芸館に泊まってみたいというニーズも多く存在することだろう。
【参考】
・サメが泳ぐ水中に泊まる!企業・団体のPRプラットフォームと進化するAirbnb
例えば、青森県の太宰治の生家である 「斜陽館」に、一日二人限定で泊まれることになれば、何年先も予約で埋め尽くされるに違いない。
今後、あらゆるイベント類は、体験を販売するという意味でも、収益の面でも、宿泊体験を提供することが多くなっていきそうだ。民泊は、創造性をまといながら多様に広がっていく。
via:Amsterdam’s Urban Campsite
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