ライドシェアリングのトラブルの1つは、所有の問題。Uberという企業における裁量が大きくなるほど、手数料面含め、ドライバーとしての不満が大きくなることもある。
ライドシェアリングの真の民主化とはなにか?その大実験が行われようとしている。
プラットフォームの所有概念のない、分散型のリアルタイムライドシェアリングサービス「La’Zooz」は、今、確実に注目を集めつつある。
オープンで分散型のコミュニティの中で、ビットコインと同じ暗号通貨技術を利用した「Zooz」という通貨を発行する。つまり、誰もがよりオープンにライドシェアに参加し、現金ではなく、仮想通貨でそのお金をやり取りすることになる。ちなみに、ドライバーは20km走るごとにZoozを受け取ることができる。
現在、1,000人以上の参加者が実験的に、利用しているが、この数ヶ月以内に普及を決定づけるティッピングポイントを迎えるとも言われる。
創業者は、ライドシェアリングと仮想通貨の相性は良いと主張しているが、スムーズな利用体験、またドライバーに力を与えていくという意味において、それは真実だろう。
さて、今後ライドシェアリングの分野に、どのような変化が起こるだろうか。私たちに、重要な教訓を与えてくれる事例となりそうだ。
【クエスチョン】
・Bitcoinや暗号通貨の技術的背景について、一度詳しく学んでみよう!