世界各地で、「平等性への挑戦」が続いている。
米国・ピッツバーグのポップアップショップ「Less Than 100」は、女性のアーティスト、メイカー、起業家の商品を提供するお店。そこでの売り値だが、男性は100%、女性は全て24%オフの76%の支払いでいい。
これはピッツバーグのある、ペンシルバニア州の男性と女性の賃金格差をそのままショップに繁栄させている。つまり女性は男性よりも、平均賃金が24%安いのだ。
男女平等が語られて久しい。女性の社会進出というテーマは語られつつも、カルチャーはそんなに簡単には変わらない。
先日も、「女性がいかに優秀であるか」という話をとある企業のマネージャーから聞いた。しかし、そこで諄々と語られたことは、「結局のところ社内のカルチャーがどうしても足をひっぱり、女性を高いポジションに付けにくい」とのことだった。多かれ少なかれ、まだまだどの企業にもこのようなカルチャーは残っているのだろう。
「であるならば」、Less Than 100というようなコンセプトはどうだろう。女性は賃金格差の分、安くする。映画のレディースデーなどもあるが、もっと、様々なところにこれが浸透しても良いのではないかと思う。
家庭の財布を握っているのは女性だ。その女性から支持されるコンセプト、キャンペーンの可能性はまだまだ開拓の余地がある。
【クエスチョン】
・女性を支援するための、これまでにないコンセプト、キャンペーンを考えてみよう!社会はそれを首を長くして待っている。