膨大なビニール傘が捨てられる時代…。突然の雨への対策は、まだまだアナログだ。
折りたたみ傘をいつも持ち歩くのも、肩が凝る。突然の雨で困った時は、結局コンビニに飛び込む…。そんな人は、この情報革命時代にもあまりに多い。
ニューヨーク発の「BrellaBox」は、そんな課題にメスを入れようとしている。一言で言えば、傘のレンタル機器を各所に設置するネットワークを構築しようという試みだ。
利用者は、登録をしたらカードを利用し、以下のグリーンのレンタル機器から折りたたみ傘を取り出す。
返却の際には、アプリ経由で最も近い返却場所を探せばいい。もし、返却を忘れそうになっても、アプリの通知機能で、それを教えてくれる。
傘には、それぞれICタグが付いており、利用者の利用状況を把握、それに応じてレンタル料金を支払うといった仕組みだ。現在、Kickstarterで資金調達をしている。
コンビニ時代においても、ドリンクの売上げの約3割は自動販売機を経由している。傘のレンタル機器が広く普及した地域では、たまって置き場に困るビニール傘の流通は減少するに違いない。利便性が高く、環境にも優しい傘イノベーションが広がることを願いたい。
【クエスチョン】
・傘のレンタルネットワークを日本で成功させるには?まわりと話し合ってみよう!