再生可能エネルギー社会にも、「デザイン」が必要になっている。
森林破壊をしながら、太陽光パネルを設置するという問題は、まさに社会的デザイン、また景観のデザインにもダメージを与える。
再生可能エネルギーがよりスムーズに社会に、負荷なくデザインされていくことを、人々は願っている。
英国のキングストン大学の研究者が入って、スペインのカナリア諸島で行われているプロジェクトは、橋の下に風力発電システムを搭載するというデザイン。景観も損ねていないと思うし、そのデザインも先進的である、
こちらの発電システムによって、450から500の家庭の電力をまかなえるという。
レインボーブリッジやベイブリッジのような海に面した大きな橋に設置するものもいいが、川に設置される小さな橋にも可能性を感じる。
発電効率やその設備費用の諸要件があるため、このアイデアがいいのかどうかは場所によるが、川は風の通り道になっていることが多いため、可能性を感じるわけだ。再生可能エネルギーシステムが、より良く社会にデザインされていくことを願ってやまない。