民泊は、ホテルの要素を取り入れることで魅力的に進化する。Airbnbが、ホテルのような行き届いた一律のサービスをも提供しようと動いている。
カリフォルニア州ソノマで始まった2ヶ月限定のパイロットプロジェクト「Sonoma Select」は、フィルターをオンにすることで、24時間チェックイン、ワインやお菓子や魅力的なアメニティ、地域のガイドブックが付いた宿泊先を100件ほどソートし並べることができる。
各部屋は、3Dのバーチャルツアーで確認できるところも面白い。
米国はDIYが盛んだが、日本人には、丸投げ文化がある。面倒なことはできるだけ避けたい。人に任せたいのだ。
民泊の場合、アメニティ等自分で用意しければならないことも多い。結果、不便さを感じ全てが整ったホテルを選ぶ。しかし、もし民泊にも、共通パッケージサービスを受けられる選択肢が生まれてきたらどうだろう。これまでホテルに宿泊していた人が、よりAirbnbを利用する可能性が高くなるに違いない。宿泊業界は今、怒濤の変化の時期を迎えている。
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