人間がもう1本親指を持ったら、どんな拡張性が生まれるでしょうか。
そんな新たな可能性を追求する物語を提示するのが「The Third Thumb Project」です。両手の二本の親指にプラスして、3本目の親指を利き手の小指の下に設計します。
材料は樹脂、外形は3Dプリンタで美しく仕上げられた第3の親指によって、これまでにないダイナミックな動きを実現することができます。
二つの圧力センサーとモーターによって、あたかも神経が通った指のように動く仕組み。
ギターを弾きやすくなるというだけでなく、新たな音色まで創造することができます。
小さな手であっても、卵を2つ持つことが可能。
グラスだって、いつもより1個多く持てます。
より安定的に視認性を高めながらトランプもできる。
これは創造性を伴うオープンなソーシャルプロジェクトです。どんな人が、どのような用途で第3の親指を用いると価値があるのか。生産性が高まるのか。
エネルギッシュなパワーでもなく、単なる情報の拡張でもない。身体的繊細さを拡張することによって、人間は新たな能力を手に入れることができます。
是非こちらの動画をご覧ください。その可能性に驚く人類の最初の姿を見ることができます。