インテリアは、「場」の空気を一変させてしまうほどの重大要素です。
今ニューヨークで家具やインテリアのデザインをする「Roman and Williams」が、飲食店を展開しています。その洗練された雰囲気に、世界的な注目が集まっています。お店では、食事だけではなく使っている家具や食器、インテリアまでも購入できるわけです。
食器やインテリアを購入する前に直接体験できるわけですが、インテリア購入目当てでない多くの顧客も、質の高い空間によって、より豊かな食事の時間を過ごすことができます。
このトピックは大きなメッセージを含んでいます。インテリア会社の展開事例としてはもちろんのこと、飲食店などのお店が、インテリア会社や食器会社などと広くコラボレーションできる時代に突入していると言うことです。
飲食店は味が一番。そこは言うまでもありませんが、現代の人々は、食べ物だけではなく空間を味わいに来ているという感覚を持った人も多いと考えられます。人は今、質の高い経験を求めているのです。
つまり、素敵なインテリアが並ぶことは、即経験の価値を高めることになり、イコールでお店の価値までも上げているわけです。インスタ時代、当然インテリア会社にとっても露出の増大が見込めPRに繋がります。
あらゆる側面においてコラボレーション前提で事業を組み立てていく時代。その可能性はどんどん広がっていきます。