うわ〜、語学学習に新しい選択肢登場の予感…。
自身の話せる言語と学びたい言語を登録し、それをリアルマッチングさせるサービス「Meet2Talk」の登場です。
まずは学びたい言語と自身の母国語を選択してユーザー登録。そして、自身の住んでいる場所、学びたい言語でメンバーを検索して相手を見つけます。
初対面のセッションは、安全性などを確認するため勤務先、カフェや図書館など人の多いところで行います。そこでお互いの相性を確認し良ければ、次回以降”どこでどれくらいの頻度で会うか”を調整していくような流れ。
また、語学学習は基本的に毎回交互に行うことがおススメの模様。「今回の1時間は私からあなたに日本語を教えます。次の回は、あなたが私に英語を教えてください」こんな感じですね。
オンライン英会話事業は今や一般的な学習方法として広がりましたが、お互いのスキルを交換するという学習モデルも今後登録者が増えることで一般化する可能性は十分にありそうです。
コーヒータイムに一緒に過ごしたい人と出会うためのサービス「CoffeeMeeting」の事例もありますし、日本においても同じようなサービスが登場してきたらインパクトを広げていきそうですね。
広がる”新しい学び方”の可能性
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Meet2Talkから考えられることは、それぞれのスキルを登録することで、語学に関わらずあらゆることを学びあうマッチング機会を提供するサービスの登場です。
「自分は英語ができる、でも新しいものづくりの知識は知らない。勉強したい」というニーズがあったとしましょう。そこで、近くにいる3Dプリンタを持つ人にアクセスをし、自分が英語を教える変わりに3Dプリンタの使い方について教えてもらうなんてことを可能にするサービスがあったらどうでしょう。
また更に進化させて、お互いのスキルの交換という需要と供給がマッチしないと広がらないモデルではなく、「TIMEREPUBLIK」のように時間単位でそれを貯蓄していけるようなモデルであればどうでしょうか。
【参考】
・広がる非貨幣経済圏。お金ではなく時間を流通単位にするスキル交換サイト「TIMEREPUBLIK」
つまり「私は今回1時間英語を教えた。その貯めておいた時間分で、次に誰かからプログラミングについて1時間学ぶ」ということができるとしたらどうか?ということですね。
いろいろな広がりが考えられるサービスですが、今後の展開、また類似するようなサービスにも注目していきたいところです。