「誰が知らない人のうちに泊まることを好むのか?」
今や巨大な影響力を持つ空き部屋シェアサイトAirbnbはそんな疑問だらけの中で発展してきたサービスです。このシェアリングカルチャーを広げてきた会社の評価額は今や1000億円と言われています。
そしてAirbnbが本当の意味で切り開き、社会に証明したこの分野の可能性はまだまだ無限です。
こちらは、おもちゃのレゴを貸し出すサービス「Pley」。
数百種類のレゴから選ぶことがでるこのサービスは、現時点で15,000以上の家族が参加しています。お試しで初月が無料、利用し続けるのであれば月額15ドル(約1,500円)支払う必要があります。
おもちゃの清潔さは保証付きで送料もかかりません。また、万が一レゴの何ピースかを壊してしまったり無くしてしまっても、その保障も料金の中に含まれているので追加費用を取られることはありません。
当然、これまでも”おもちゃのレンタルサービス”はありましたが、やっぱりそこそこ値が張りました。しかし、これだけ安い価格で、安心提供してくれる仕組みであれば、日本含め全世界に広がる可能性、ありますね。
また、多種多様なおもちゃを寄付性で集め、それを小額で定期レンタルするなんてことも可能でしょう。結果、環境と子供の貧困解決のためソーシャルインパクトを広げることができます。このようなサービスを考えた人は、これまで山ほどいたと思われますが、今だからこそ広がる可能性があるわけです。
Pleyも様々な展開を考えていると思われますし、今後に注目したいところですね。
子育て世代に優しい社会を
サーバーエージェントが「mama&crowd」というお母さん専門のクラウドソーシングサイトをリリースしました。
家事・育児で忙しい女性が、家にいる空いた時間に記事の執筆やデータ入力、翻訳などの仕事を行い収入を得るというもの。
また、以下はクラウドワークスが女性ユーザー1,000名に行ったアンケート調査です。
調査の結果によると、91%の女性が、クラウドワーキングによって働く機会が増えたと回答している。これにより、時間や場所にとらわれることなく働くことができるクラウドワーキングが、女性ユーザーにとっての新たな働く機会の創出にも有用であることが分かる。
女性の年齢別登録者数割合では、20代後半から30代の登録者数が最多となっている。一方、総務省の労働力調査による女性の年齢別就業率では、20代後半から30代の就業率が落ち込みを見せている。このことから、クラウドワーキングは出産・育児などによって離職を余儀なくされる世代の女性が新たな働く場所として活用されているのではないかということが推察される。
子供は未来の宝です。多くの子育て世代がより良い働き方を実現していくことは、子供達の幸せに直結します。こういった意味でもクラウドソーシングの広がりに期待です。