いよいよこの分野の本命が見えてきたかも。
「Webydo」は、コードが分からなくても、プロ並みのWEBサイトを製作できるサービス。デザイナーやデザイン会社が93,000登録されており、この度700万ドル(約7億円)を調達し、世界に大きく広げようとしています。
まずは、90秒ほどのこちらの動画をご覧ください。
Webydo – Freedom of Web Design. from Webydo on Vimeo.
文字フォントや画像のこまかなレイアウト、メニューボタンからソーシャルボタンまで、自由自在にWEBサイトをかっこよくデザインすることができます。また、スマホやタブレット用のレスポンシブルデザインもカスタマイズ可能、更にスタイリッシュなECサイトもデザインできます。
Pinterestページでは、Webydoで作ったクリエイティブなWEBサイトをたくさん確認することができます。
1990年代移行、WEBサイト製作の約2兆円のマーケットは、Adobe社を筆頭に長く君臨し続けるWEB製作ツールの会社に支配されてきました。Webydoは、このようなツールと手動におけるコーディングで、WEB製作コストは70%ほど高くなっているとしています。
この業界に新たな常識を作ることができるか?これからの普及と進化に注目です。
科学されゆくデザイン
日本のサービスPicky Picsも話題になっていますね。
紙を中心に、誰でも簡単にプロ並みの紙のデザインを行うことができるサービスです。チラシからハガキ、名刺からプレゼン資料のデザインまで。以下の動画でも分かりますが、レイアウトをワンクリックで行える機能も見事です。
この背景にあるものの1つに、「科学されゆくクリエイティブ」という潮流があります。
デザインやアートの領域にも、確実に情報革命の波は押し寄せてくる。
当然、デザインの時代的な変遷はあるものの”普遍的な何か”は存在し続けます。つまり、ビッグデータにより、このクリエイティブ領域にこれまでは複雑すぎて捉えきれなかった相関関係が見いだされる。そこにシンプルで直感的なUI(ユーザーインターフェイス)が入り込んでいくことで、デザイン作業は新たな段階に入っていく。
この分野の進化はこれから益々注目していきたいところです。