カフェを職場の1つにする人は多いですが、眩しい緑を横目に公園をオフィスとするなんていかがでしょうか。
ニューヨークの建築事務所 Juhyunkim Architecture PCが提案するオフィスの近未来。
ビルのワンフロアを…
外に移し、オフィスにしてしまったらどうなるか?
うん、全然ありでしょう、これ。なんとも開放的で、クリエイティブな仕事ができるかも。
一度行ったら、クセになる人も多いかもしれませんよ。
もちろん、電源はどこからとるの?雨の日は?虫対策は?などなど基本的なところの問題はありますが、これらの課題も十分対処可能でしょう。
例えば、公園丸ごとオフィス!としたら、それはそれで注目を集めるでしょう。が、現実的には、公園の一部を屋根付きのオフィススペースにすることからなのでしょうね。でもこれ、これからのスタンダードになっていく可能性すら感じます。
言われたことを言われたように、ひたすらこなすだけの仕事であれば、隔離された空間が最適かもしれません。しかし、一人一人がクリエイティブを求められるような今世紀の仕事のスタイルにおいては、こんなスタイルも十分検討の余地ありでしょう。
また、海外からのデジタルノマドを日本に多く受け入れる際の、公が行う1つの手段として、アイデアとしても良いでしょうね。
【参考】
・旅しながら働く。oDeskの調査から分かる「デジタルノマド」という大潮流
融合しゆく「場」のこれから
PHOTO: different places and landscapes from Shutterstock
最近、近所にできたセブンイレブンにはイートインコーナーがあります。5、6席が交通量の多い国道を見つめるテーブルですが、席はよく埋まっています。
コンビニがカフェになり、スーパーになり、本屋になる…。”融合する場”はコンビニエンスストアに限ったことではありません。
以前、ご紹介したカフェが出会いの場になるニューヨークの「Matchmaker Cafe」。お客さんは写真を撮って、プロフィールを登録。その後は、連絡がくるのを待ちます。また、iPadに登録されている人プロフィールを確認し、会ってみたい人がいれば、カフェへ相談することも可能。
カフェが出会いの拠点になる近未来だって、考えられます。
ちょっと視点を変えて、以下の映像はMITメディアラボが考案している「City Home」というシステム。空間を素早くデスクにしたり、ベッドルームにしたり、ダイニングスペースに変えることができます。
狭い部屋を3倍効率的に使うことができるというコンセプトですが、これも1つの場の融合のカタチでしょう。
何もかもを分割し、細分化することで発展してきた現代社会は、再びあらゆるものを融合させることで、進化する社会へと移行していきます。