こんな花屋のプラットフォームがあったら、是非使いたい。
「Bloompop」は、地元のいかした花屋を検索して、フラワーアレンジメントや花束を購入することのできるサービスだ。
郵便番号と日付を入れて検索する。価格は、69ドル、99ドル、129ドルで、配送料は10ドルで一律となっている。
Pinterest写真がキレイに並び、見ているだけで楽しくなるユーザーインターフェイスはなんとも心地いい。
花屋は、Pinterest写真をフル活用して、自社の販売ページを持つことができるが、ブランディングのための次世代SNSといった進化さえ遂げていきそうで興味深い。
地域だけでなく、目的に合わせてギフト、ウェディング、企業向け、またスタイルや色合いなどから欲しい花を見つけることができる。いずれにせよ、今後の展開に注目したいサービスだ。
お店を人を輝かせるインターフェイス
PHOTO: Florist workplace: flowers and accessories from Shutterstock
地域には、たくさんの隠れたスターが存在する。知る人ぞ知る、その人が働く姿は、地域の名物とさえなっていることも少なくない。
また、花屋に写真館に美容室。農家や漁師さんなどなど、地域を支え続ける人々の営みから放たれる輝きは、人口減少時代においても色褪せることはない。
しかし、それらをオンライン上でうまくブランディングするプラットフォームはこれまで少なかった。Bloompopは、日々花屋が作っている製品を”1つの作品”として表現することで、”アーティストとしての花屋”にブランディングすることに成功している。
今後伸びていくプラットフォームのヒントがここに隠されていそうだ。一人一人の可能性を存分に引き出し、伝えるためのユーザーインターフェイス、プラットフォームの登場が、今待たれている。